駅員①

 

男が去っていき、どこからか足音が近付いてくる。
あたしは足音がする方向を見つめる。

「すみませんっ!!助けてくださいっ!」
あたしは何も考えず口走った。

返事がないのでもう一度大きな声で繰り返す。
「すみませんっ!!助けてくださいっ!!」

足音が止まる。
あまりの静けさに、自分の心臓がバクバクと鳴っているのが響く。
………今……耳を澄ましてくれているのだろうか………。

「ここですっ!!助けてくださいっ!」

精一杯、今出せる大きな声で足音の主を呼ぶ。

『どこですか?!誰かいるんですかー?!』

その声と共に、やっと駅員さんが一人駆け付けて来てくれた。

あたしはその姿を見るなり安堵し、涙を溢す。

『えっ!!どうされたんですか?!』

あたしの只事ではない格好を見て、駅員さんは驚いて目の前で立ち止まった。
反対方向からももう一人駅員さんが駆け寄ってきてくれた。

「どうした?!!」

あたしは泣きながら、助けてくださいと伝えた。

この駅員さんもあたしを見て動きが止まる。

「えぇっ!なんだこれ………」
そう言って絶句している。

「うゔぅーっ…痴漢されてたんですぅ…ずっとー………グスッ…」

駅員さん等はアイコンタクトを取りながら、少しずつあたしに歩み寄って来てくれる。

「大丈夫ですか?痴漢の相手は?」
キョロキョロしながら尋ねられる。

「もう…もぉ逃げていきました。」

「そうですか。今解きますね。」

どうやら後から来てくれた若い駅員さんの方が頼りになりそうだ。
先に見付けてくれた駅員さんの方がオジサンだから先輩だろうに、何もせずにあたしの姿をまじまじと見ているだけ。

左手のネクタイを解こうとする若い駅員さんに、オジサン駅員が何やら耳打する。
若い駅員は驚いた顔をしてゆっくり頷く。
何を話しているのかはわからない。

『洋服直しますね。ちょっと触りますが大丈夫ですか?』
オジサン駅員は、あたしの背後に回り顔を覗き込みながら、優しい声をかけてくれる。
こんなときだけど、触ってもいいのか優しい声で聞いてくれて、配慮してもらえたことが嬉しい。

オジサン駅員『酷い目にあったんでしょう?こんなこと聞くのは酷だけど何されたんですか?』

あたし「グスッ……触られたり………い…ろいろ……」

オジサン駅員『こういう場合はね、調書っていうもの出さなきゃいけないから、辛いと思うけど詳しく聞かなくちゃいけないんだ。ごめんなさいね。』

あたし「あ、はい、そうですよね、えっと、警察に…?ですか?」

オジサン駅員『警察に通報する前に、我々の調書を取らなくちゃいけないんだよね。それからこちらで警察には通報するから、お嬢さんは何もしなくていいよ。』

あたし「そうなんですね。。わかりました。。お願いします。」

オジサン駅員『じゃあ早速で申し訳ないんだけど、どこから乗ったのかな?』

あたし「惘爽駅からです。」

オジサン駅員『あぁ、あそこで回送に切り換わるもんね。ちなみにこの電車が回送電車っていうのはわかってたのかな?』

あたし「…わかってました……。」

オジサン駅員『回送電車ってわかってて何で乗ったのかな?』

あたし「……その…痴漢に…追いかけられてて…逃げるために……すみません……」

オジサン駅員『コレに乗る前から痴漢に遭ってたってことですかね?』

オジサン駅員は洋服を直す素振りをしているだけで、半裸状態なのは一向に変わらない。
あたしの身体を、まじまじと見ているだけのように見える。
若い駅員は、なかなかネクタイを解けないでいる。

あたし「そうです。。電車の中で声掛けられて。」

オジサン駅員『なるほどねぇ。』

オジサン駅員と若い駅員はアイコンタクトをとる。

オジサン駅員『まあ痴漢の肩持つわけじゃないけど、あなたすっごく魅力的だから、触りたくなる気持ちもわからないでもないな。』

あたし「……ありがとうございます……ぁの、それ外せますか?」

なかなかネクタイを解けないでいる若い駅員の顔を見上げる。

若い駅員「相当キツく縛ってるみたいでね、ハサミとかないとちょっと難しいかもしれないですねぇ。。」

オジサン駅員『それで、吊り革に手を縛られちゃったんだね。酷いことするねぇ。まず何をされましたか?』

あたし「………ぇっと、よく覚えてないけど……身体中触られて……」

オジサン駅員『ごめんねぇ?気の毒なことを聞いてるのは分かってるんだけど。どこをどんな風に触られたか詳しく説明してくれますか?まず男はどこに立ってました?』

あたし「ぇっと、後ろに立ってて……」

若い駅員はネクタイに触れながらあたしの身体を上から下へ舐め回すように見ている。
普段なら絶対に他人に見られてはいけないブラジャーやおっぱいを露出し、伸び切って役目を果たしていないパンツ、破れてボロボロのストッキング。
足を精一杯閉じてはいるが恥ずかしすぎる格好だ。
物珍しい姿だから二人とも凝視しているんだろうと解釈した。

オジサン駅員は淡々と質問しているが、その表情は心なしかニヤついているようにも見えるが、自分の気にし過ぎだと思い直す。

オジサン駅員『こうね?ひとつひとつ順を追って説明してくださいね?』

オジサン駅員は背後に立ち直し、窓ガラス越しにあたしに確認をとる。

あたし「はい。……まずは…脚とかお腹を触られました。」

オジサン駅員『こうかな?』

ニットの上からお腹を撫でる。

あたし「えっ!ちょっ!触るんですか?!」
突然触られ、驚いて身体を強張らせる。

オジサン駅員『調書を取る際にはまず再現する決まりなんですよ。正確なことを書かないと我々の罪になってしまうんでね。辛いとは思うけどちょっとだから我慢してくれますか?触られたのは服の上からですか?』

あたし「…そうなんですね……はい……」
強張らせる身体の力をゆっくり抜いていく。

オジサン駅員は若い駅員に目配せをし、ネクタイを解こうとしていた手を止め、あたしの前に立って太腿を撫で始める。

あたし「えっ…あの……痴漢は一人です…」

オジサン駅員『あぁそうだよねぇ。でも今は再現して必要な調書取ってるから、二人で聞き取りすれば早く終わるからね。ちょっとだけ我慢出来ますかね?』

あたし「……わかりました…。」
必要な調書を取っていると言われると抵抗出来なくなる。
痴漢を駅員に訴えるのは初めての経験なので、こういうものなんだと納得する。
戸惑いはあるが、被害者はみんなこうやって訴えているんだ、これが嫌で泣き寝入りする被害者もいるんだと、自分の中で辻褄を合わせていく。

若い駅員「太腿はこう外側を撫でられました?それともこっちの内側ですか?」

そう言ってイヤラシイ手付きで外側から内側を撫で回す。
内腿が弱いあたしはビクッと反応してしまい恥ずかしくなる。

あたし「っ………!すみませんっ…最初は……外側だけでした…」

若い駅員「なるほどですねぇ。外側撫でますね。」

二人の駅員に挟まれて、お腹と太腿を撫でられるという異様な光景。
目の前に立つ若い駅員は、身長180cmくらいあってスポーツかなにかトレーニングをしているような体付きでムキムキだ。
帽子から覗かせる顔もイケメンの部類で、こんな時に不謹慎だが緊張してしまう。
一方のオジサン駅員はそれとは正反対の低身長で、シミと剃り残しのヒゲ顔、オジサン臭を放っている。
こんなことがなければ関わりを持ちたくないとさえ思う。

オジサン駅員『この次は何をされました?』

あたし「耳を…………」

オジサン駅員「耳を?」
耳元で囁くように低い声で聞かれる。
吐息が臭くて不愉快になる。

あたし「………舐…められました……。」

オジサン駅員は耳にしゃぶりつく。

あたし「ゃっぁっ……!」

若い駅員「痴漢に舐められたときもそういう声を出したんですか?正直に教えてくださいね?」

あたし「出してません!!っ……本当に舐めなくちゃ…いけないんですか?」

若い駅員「そうですね、正確な調書を取りませんとね、我々が処分されてしまうもので。次は何をされましたか?」

あたし「………首も…舐められました…。」

オジサン駅員は待ってましたとばかりに耳から首に移動し、夢中で舐め回す。

オジサン駅員『ぁぁっいい匂いっ……痴漢もそう言ってませんでした?』

あたし「っ…言われましたっ………」

あまりに激しく舌が這いずり回るので、若い駅員の顔を見上げ、目で助けを求める。
だが、若い駅員とは目が合わなかった。
太腿を撫でながら息を荒くしてあたしの胸を凝視している。

オジサン駅員『じゃあそれも書いておきますねっ!』

若い駅員「痴漢に言われたことも正確に教えてください?正確な調書が取れないと犯人も捕まりませんよ?」

あたし「っすみません……」

若い駅員「他に何言われました?」

あたし「……下着…が……いやらしい下着だって…」

若い駅員「確かにそう言われても仕方ないような下着ですね。。他は?他は何されました?」
頷きながら息を荒らげている。

あたし「……お尻や…胸を触られました……。」

若い駅員は直ぐ様お尻を撫で回し、オジサン駅員は無遠慮に胸を揉み始める。

あたし「ちがっ!最初は服とか下着の上からですっ!」

オジサン駅員『あぁそうなの?じゃあそこはそう書いとくから、次は?』

若い駅員「早く次教えてください?」

あたし「……乳首…………」

オジサン駅員『なんですか?乳首?どうされました?』

オジサン駅員は嬉しそうにニヤニヤしながらあたしの顔を後ろから覗き込む。

あたし「………摘まれたり…引っ張られたり………しました……。」

先輩駅員はほくそ笑み、乳首を摘む。
あたしの身体は弱点を刺激され、ビクッと跳ねる。

オジサン駅員『弱いのかな?ここ?』

あたし「ぁっ!ダメなんですっ!それ以上触らないでくださいっ!!」

痴漢から与えられ続けた快感をまだ身体が覚えていて感じやすくなっている。

オジサン駅員『あぁすっごい!乳首ピンコ立ちだねぇ!』

何も言っていないのにオジサン駅員は乳首を好き勝手に捏ね回す。

あたし「やぁぁっダメダメダメっ!!!!そんなにされてませんっ!!!」
このままでは場違いな声が出てしまう。
質問に答える以外は下唇を噛んで口を紬ぐ。

若い駅員「乳首摘まれてなんて言われたんですか?うんといやらしいこと言われましたよね?」

あたし「んぁっ乳首ビンビンって言われましたっ!」

若い駅員「なんでそう言われたかわかってます?そうやって乳首ビンビンにしてたからですよ?」

あたし「…っぁしてませんっ!」

オジサン駅員『ちょっと触っただけでこんなに固くしてるのに?』

あたし「っしてませんってばっ!!」

若い駅員は両手でお尻を掴みながら乳首を口に含み、甘噛しながらチロチロと先端を舌で転がす。

あたし「いやああぁっっっ!!!!」

意志に反して乳首で昇りつめてしまった。
ビクンビクンと身体を跳ねさせながら若い駅員の目を見つめる。

オジサン駅員『うわぁすごいすごい!乳首でイッちゃう女初めて見た!!』

若い駅員「痴漢にされたときも乳首ビンビンにさせてイッたんですよね?ちゃんと大きな声で教えてください?!」

あたし「……ち…くび…ビンビンにさせて……イキまし…た………。」

若い駅員「次は?何されました?」

あたし「……………。」

若い駅員「こうですか?」

若い駅員はあたしの脚の間に自分の脚を捩じ込み、無理矢理開かせる。
伸び切ったパンツのせいで、いとも簡単に筋を撫でられる。

あたし「やっ!やだっ!」

若い駅員「当たりですか?」
あたしは首を横に振る。

オジサン駅員『嘘つかれちゃうと困るんだよなぁ~!ぜーんぶ正直に言ってくれないとー!』
そう言いながら乳首を捏ね、横から乳首をチューチュー下品な音を立てて吸う。

あたし「もうやめてっ!もう痴漢のことは訴えませんから!離してくださいっ!!」

若い駅員「ここまで調書取らせといてもうやめて?酷いな!も今更やめられないですよ?」
そう言って指を2本挿れる。

あたし「やだっ!やめっ!」

若い駅員「グッチョグチョですよ?痴漢にもこうやって感じてたんですか?」
そう言って右足を持ち上げて、指を高速で出し挿れする。
クチャクチャと音を立ててボタボタ汁が垂れていく。

オジサン駅員『あぁ~すっごいねぇ!こりゃ痴漢に遭っても仕方ないなぁ!』

あたし「っもうっ!やめてっ!」
息も絶え絶え訴える。

若い駅員「こっちもですよね?」
右足を抱えたままクリトリスをヌルヌルの指で摘もうとする。

若い駅員「ビンッビンのクリちゃん、ヌルヌルしすぎて掴めないですね。これも調書に付け加えましょう!」

あたしは首を横に振りながらも身体をビクビクさせ絶頂してしまう。

若い駅員とオジサン駅員はボソボソと耳打ちして頷き合い、後輩駅員はカチャカチャとベルトを外す。

オジサン駅員「次はチンポ挿れられましたよね?」

あたし「されてません…っ!そんなことっ!やあぁっ!!」
若い駅員に前から脚を抱えられ、躊躇なく挿入される。
いきなり激しく抜き挿しされ、パンパンパンという音が鳴り響く。
絶対外まで聞こえてる。

若い駅員「あぁっ気っ持ちいい!!嘘はダメですよ?こんなっ濡らしてっハアッ!痴漢にもこうやってハメられて気持ち良くなりましたよね?」

あたし「あっあっあっ!なってなっ!!あっあっあっ!」

オジサン駅員はクリトリスに手を伸ばし捏ねながら左の乳首を吸う。

若い駅員は右の乳首を噛みながら腰を夢中で振る。

性感帯全てを刺激され、あっという間にイッてしまう。

 

BDSMボディクリップ (2)
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