ガシャーン!!!
「大変失礼いたしましたぁっ!」
田中さんの声が、今日もこだまする。
フロアに出ていなくても食器を割る女に、俺は苛ついていた。
お前のせいで俺は残業続き、休みも返上、もういい加減にしてくれ!雑用ぐらいおとなしくこなしてくれっ!
店長業務をしながらも、怒る自分を必死に抑えていた。
閉店後、まだスタッフは閉店作業の真っ只中だが、マンツーマンの指導は始まる。
お客様がいると思ってご案内してみようと、努めて穏やかな声を掛ける。
「いらっしゃいませ。何名様でしょうか。」
丁寧にお辞儀をする。
その時に初めて気が付いた。
スカートの丈が他の女性スタッフよりも短いことを。
あれ?サイズ合ってなかったのかな?
本来は短くても膝くらいの丈になるようにマニュアルに掲げているが、この女は膝上になっている。
ウエストは合っているようだけど。。。
そんなことを考えながら、動きを観察する。
「練習なんだから落ち着いてやって?」
本物のお客様はいないのに緊張しているのか、深呼吸しながら丁寧にひとつひとつをこなしていく。
「じゃあ自分がお客様の役やるから、注文聞きに来て?」
そう言うと同時に卓上の呼鈴を鳴らしてしまった。
水とおしぼりを乗せたトレーを持った女が、思ったより早く鳴った呼鈴に焦り、早足でこちらに来た。
震える手でトレーの上の水を持ったから、案の定、俺目掛けてグラスを落とした。
幸いグラスは割れなかったが、水で濡れた俺は耐えきれず深い溜息を吐いてしまった。
「ごっごっごめんなさいっ!!!」
「あぁ、いや大丈夫、、、気を付けて、、、」
マズイと思いつつも、イライラをぶつけてしまいそうで俺はそれしか言えなかった。
普段怒らない店長が不機嫌になっている、その雰囲気を感じた他のスタッフは、気まずそうに見て見ぬふりをし、閉店作業を黙々と進める。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
そう言いながら乾いた布巾で俺の服を拭こうとする。
「自分で拭くからさ、テーブルと床拭いて。」
椅子から立ち上がり、低い声で指示をする。
いちいち余計な仕事増やす女だなぁ、これじゃあ他のスタッフも通常業務捗らないよなぁ。
どうしたもんかと頭を抱えてしまう。
テーブルの下に潜り込んで床を拭く女に目をやると、スカートの丈が短いせいで、パンツが見えそうなことに気が付く。
え?見える?見えそう?え?え?
自然と覗き込むように首を傾げていた。
その時、
「お先に失礼しまーす!!」
他のスタッフがバックヤードから顔を出し、声を掛けてきた。
俺は咄嗟に何もしてませんよという顔をして振り返り、
「お疲れ様ー!気を付けて帰ってねー!」
と精一杯の笑顔で返事をした。
危ない危ない、疲れているせいでボーっとしてたわ。
他のスタッフが帰る姿を最後まで確認して女の方に向き直る。
女はまだ床を拭いていた。
テーブルをきちんと拭いていないから、まだ上から水が滴り落ちている。
だからなかなか拭き終わらないのだ。
子供じゃないんだからそのくらい気付けよ。
また少し苛つき、スカートから覗く太腿を凝視する。
綺麗な脚……
ヤベ…堅くなってきた……
この女の面倒を見るようになってから彼女と全然会えていない。
疲れて帰っているから、シャワーだけ浴びてすぐに寝てしまう日々。
そういや最後に抜いたのいつだっけ……
性欲という存在すら忘れてた…
だからといって、性欲が有り余っている中学生みたいに、女の太腿で勃つとか情けなさすぎる。
そう葛藤しつつも太腿から目を離せなかった。
ようやく女は、テーブルを拭かないときりがないことに気が付き立ち上がる。
テーブルを拭いてから再度テーブルの下に潜り床を拭く。
その姿をただ黙って後ろから見つめていた。
「お待たせしてごめんなさい店長。椅子も拭いたので続きお願いします!」
俺に向かってお辞儀をする。
ムラムラし始めた俺は自然と胸に目をやる。
すると、ブラウスのサイズも合っていないのかボタンが弾け飛びそうになっていることに気が付く。
首元にリボンを付けているのもあって、今まで全然気が付かなかった。
よくよく見ると、胸が見えそうな箇所を安全ピンで留めている。
なんで俺は今まで気が付かなかったんだ?と自問自答しながらも椅子に座る。
「じゃあ、注文していいかな?」
平静を装い、適当に注文する。
が、ハンディに打ち込むのが全然追い付いていない。
これがよく注文を間違える原因か。
ハンディ越しの胸を凝視する。
Dカップか…Eカップか…まさかFはないだろ…
「ご注文を繰り返します。」
妄想の世界から、現実に引き戻される。
「それさ、いつもやってる?」
「え?」
「注文繰り返してたらオーダーミスしないでしょ?いつも繰り返してるの?」
「えっと…あの…」
言いにくそうに下を向く女。
「なに?ちゃんと本当のこと言って?今までの自分の行動を反省しないと、こうやって練習する意味ないよね?」
「忙しい時は……繰り返していません……。」
「なんで?」
「次の…他のお客様が待ってるし…料理も次々と出来上がるし……
。」
俺は溜息を吐くと同時に苛立った声で言った。
「でもそれが原因でしなくてもいいミスしてるよね?!初歩的なミスだよ?!防げるミスだよ?!」
「…すみません。」
目をウルウルさせているのがわかる。
かわいい……と思ったのと同時にゾクッとした。
俺は昔からSな面を持っているとは自分でも感じていた。
だけどMな女の子と出会ったこともなければ、そういったプレイに手を出そうとしたこともない。
ノーマルな人生、プレイを送ってきたので、こんなゾクゾクした経験はない。
涙が零れ落ちそうになるのを必死に我慢している姿がソソる。
「すみませんってすぐ言うけど、本当に反省してる?!」
「反省してたら何度も同じミスしないでしょ?!」
「仕事中なんだから下向いてないで俺の目見て!」
責め立てるような台詞が次々と勝手に出てくる。
「まさかお客様の前でもそんな態度とってないよね?!すごく失礼だよ!」
急いで俺の目を見て弁明する。
「してませんっ…今…だけです……。」
ウルウルした綺麗な目から涙が零れ落ちてくる。
「泣いて済むような問題じゃないよ?!泣けば許されるとでも思ってる?」
「社会人なんだから叱られたくらいで子供みたいに泣くなよっ!」
「っ…はいっ…すみませんっ…泣いてませんっ…。」
涙を拭って唇を噛む。
泣きながら泣いてませんって子供かよ…。
そう呆れつつも、俺は自分を制御出来なくなっていた。
「ってかさ、スカート短すぎない?ちゃんとマニュアル見てる?膝上は規則違反だけど。」
「…これは………。」
「なんで初日に制服が合ってないこと報告してこないわけ?ねえ!」
完全に俺は興奮していた。
「わたしっ…いつも…ウエストは合うけど丈が合わなくて……。」
「だから?そう報告すべきだよね?ワンサイズ上の制服にするべきだよね?」
「そうすると、きっとウエストがブカブカで……どっちかいつも我慢してるので…癖で……このサイズに………。」
「なに?ウエストも細いし、脚も長いモデル体型だから自分に合う制服はないって言いたいの?」
「ち…ち…がくて……。」
涙をポロポロ零しながら真っ直ぐ俺の目を見ている。
俺のチンコはギンギンになっている。
「その胸もじゃない?ボタン取れそうだよ?なに勝手に安全ピンなんて付けてんの?」
「こっこれも…胸のところ以外はピッタリなので…ピンで留めればいいやって……勝手に……。」
「勝手に?」
「勝手に……判断しました………。」
「なんで規則違反して勝手に判断してんの?違反だよ?理解してる?」
「…すみません…いつも…こうなので……癖で……理解してませんでした……。」
「わたしの胸は大きいから仕方ないってこと?見せつけたいの?」
「違います…すみませんでした…。」
「安全ピン外して。」
「はい。」
震える手でピンを外すと、横からブラジャーと膨らんだおっぱいが見える。
エロ。。。なんだこの景色。。。
グズグズ泣いているので、胸が揺れる。
すると取れかかっていたボタンがポロっと落ちた。
泣いているから気付いていないのか、おっぱいがモロ見えになった。
2番目のボタンがないだけでこんなに見えるんだぁと感心しながら、本人にバレないよう畳み掛ける。
「社会人なのに会社のルールも守れないで、子供みたいに泣いて!社会人失格だよ?」
「すみませんっ…っ…。」
「今世の中ではセクハラだとかパワハラだとかあるけど、これは何でもないからね?規則を違反した人が受ける正当な罰なんだよ?」
自分で自分が何を言っているのかわからなくなるが、もう口に出してしまったら後戻り出来ない。
「お尻突き出して。」
「っ…ぇっ……。」
「そっちのテーブルに手をついて。お尻を突き出す。」
女はグズグズ泣きながら、素直に向かいのテーブルに手をついてお尻を突き出す。
「いい?そのまま前を向いて。」
女が前を向くと、俺は立ち上がり、勃起している股間を見られないように素早く後ろに立ちお尻を叩く。
パーンッ!
静かなフロアに響く音に興奮を覚える。
「もっと叩きやすいように突き出せ。」
「…はい。」
パーーンッ!!
「いいか?規則違反した者はみんなこうやって罰を受ける。」
「ぅぅぅっ…ごめっなさい~……」
女は号泣してうなだれる。
「ほらっ誰が下向いていいって言った?ちゃんと前見てろよ。」
「はいっ!」
パーーンッ!!
「繰り返せ?店長、申し訳ございませんでした!」
パーーンッ!!
「てんちょぉ…っあっもうしわけっ…ぁっ…ございま…せんでした……っぁんっ…。」
…ん?喘いでる?
謝ってる最中もお尻を叩く。
喘いでるのか確認するため何度も謝らせる。
「繰り返せっ!」
パーーンッ!!
「てんっちょっ……っぁんっ…」
パーーンッ!!
「あああぁっ…もうしわけっ!」
パーーンッ!!
「ごっ……ざいま…ぁぁっ!」
パーーンッ!!
「もう一回!」
パーーンッ!!
「あああぁっ!」
床に崩れ落ちて尻もちをつく女。
俺はギンギンのチンコが見られないよう、すぐさま椅子に腰掛ける。
「んーお仕置きはこんなもんか。」
「…もうしわけ…ございませんでした…てんちょお…。」
「わ、わたし、クビですか?」
涙でグチャグチャの顔で振り返り、涙を拭いながら聞いてくる。
「いや、今の罰を受けた者はクビにならない。」
ホッとした表情の女。
「よかった。ありがとうございます。」
どこまでも世間知らずなんだなとほくそ笑む。
なんでもありじゃん。
お尻叩かれてお礼まで言ってるよ。
これが社会の常識だと言えば、疑わずに何でも受け入れるのではないだろうか。
いやいや流石にそこまで馬鹿じゃないか。
女が身なりを整えて涙を拭う間、色んなことを考えていた。
どこまでイケるのだろうか。
AVの世界のようにセックスまではイケないだろうな。
いやいやいや、この非常識女ならイケるか?
「注文を繰り返すのは基本中の基本。どんなに忙しくても必ず繰り返して間違いがないか確かめる。」
「わかりました。」
「それからそのサイズの合ってない制服。もうワンサイズを注文するから、届くまでの間はそれを着てもいい。特別な。」
「はい、すみません。ありがとうございます。」
「じゃあ……次は……。」
あれ?そういやチンコ隠すのに精一杯だったけど、さっきの絶対喘ぎ声だよな?俺の願望からくる妄想じゃないよな?
興奮状態だったため、冷静に判断出来なかった。
確かめたいな。。。そうだ!
「料理持ってくる練習もしようか。入社してすぐ練習用に使ったメラミン食器で運ぶ練習して。」
「わかりました!」
女はキッチンに向かった。
その間に俺はソファ席に座った。
ここのテーブルはソファに合わせて低くなっている。
ここでさっきのが俺の妄想だったのか確かめよう。
トレーにメラミン食器をいくつか乗せた女がキッチンから出てきた。
先程の席に俺がいなかったので一瞬立ち止まったが、ソファ席の俺を見てまた歩き出した。
「お待たせいたしました。」
トレーからメラミン食器を下ろしていく。
「ねえ、ここ汚れてて不快なんだけど。」
わざと威圧的に言って女を焦らせる。
女が立っているちょうど反対称の角に、わざとゴミを置いといた。
女は焦って、グッと身を乗り出して手を伸ばす。
テーブルの角に女のスカートが引っ掛かる。
もう少しで届きそうなのに届かない。
引っ掛かっているスカートを身を捩って捲り、更に身を乗り出す。
テーブルの角に女の股間が押し付けられている。
俺の座っている角度からはパンツまでは見えないが、股間がグイグイ押し付けられているのはわかる。
クソエロいじゃん!
俺は目が離せなくなった。
「不快な思いをさせてしまって申し訳ございませんでした。」
夢中で手を伸ばしていた女はやっと届いたゴミを握りしめ、これも練習の一貫と捉えてきちんと謝罪する。
俺はテーブルの角を指差す。
「あの、ここも汚れてるんだけど。これなんの液体?」
女の股間から滲み出た液体は、照明に照らされて光っていた。
「これは、、、えっと、、すぐ拭きます!」
ポケットから布巾を取り出して、急いで拭こうとする手を掴んだ。
「なんの液体かって聞いてるの。」
女は、自分の股間から滲み出た液体とは気付いていないのか、色んな角度から観察して答えを出そうとしている。
「えーっと…お水かと思います。」
「えー?触るとヌルヌルしてるのに?」
俺は指でその液体を拭い取り、糸が引いてるところを見せる。
「田中さんの股間から出てきたみたいだけど。」
「っっっ!!」
自分の行動を振り返り、股間が当たっていたことを思い出す。
赤面していく顔を眺めながら、俺はまた身体がゾクゾクしてくるのを感じた。
「これ、なぁに?って聞いてるの。」
「…………。」
「ねえ。ちゃんとお客様の目見て。」
「お水じゃないよね?なんかヌルヌルしてるもんね?」
女の目の前で指を擦り合わせ、見せつける。
「ここにさっき、店員さん股間押し付けてなかった ?」
赤面したまま目をウルウルさせて俺を見つめ、どうしたらいいのかわからない表情をしている。
「営業中にオナってたの?」
目を真ん丸くさせ、顔から火が出そうになっている。
勢いよく首をブンブン横に振り下唇を噛み締める。
「じゃあ何?」
「何で店員さんは営業中に濡らしてるの?」
「そういうお店なの?」
また勢いよく首をブンブン横に振る。
「何?ちゃんと喋って。この口は何のためについてるの?」
俺は女のボッテリした唇を指でなぞる。
ビクッと身体を震わせ後ろに下がろうとする。
「動くな。」
人差し指と中指を口内に捩じ込む。
「っっ!!やっ!」
「この口は何のためについてるの?聞いたことにも答えられないで。役立たずな口だね。要らないのかな?」
口内を掻き回しながら喉の奥に進む。
口から抜こうと頭を後ろに下げようとするから、頭を掴んで耳元で囁く。
「動くなって言ってんだろ。」
「何されても動くなよ。」
2本の指で上顎をなぞり、舌を摘む。
唾液まみれの指を出し入れし、えずくのも許さない。
「ほら動くなって。オエッじゃねーよ。」
身体をビクビク跳ねさせて涎を垂らす。
あぁ~楽しい~!
完全に言いなりになって好き放題されている女に、俺は加虐心をくすぐられていた。
「テーブルにあった液体も田中さんの涎?」
「…ひがぃまふ……」
「違うよね。何の液体?」
「……わたひが……よごひまひら……」
「んん?わたしが汚しましたぁ?何で?どうやって?」
「……はっひ……はははえへ……」
「何喋ってるかわかんねぇよ。」
口内から指を引き抜き、指についた唾液を女の顔に塗りたくる。
「何?」
「…さっき…叩かれたとき…お尻…叩かれて…………濡らしてしまいました………。」
「じゃあマン汁ってこと?」
「…………………………はい……」
俺は思い切り頬に平手打ちした。
パーンッ!!
静まり返った店内に響き渡る。
「さっきのは、違反した罰だって説明したよな?」
「……はい………」
もう片方の頬にも平手打ちする。
パーンッ!!
「ねえ?何でそんなに非常識なの?」
「……ごめんなさい………」
「こんな非常識な27歳に初めて出会ったよ。本当呆れる。」
「規則違反した上に?罰を受けて発情してた?そんな人いないよ?社会人失格だよ?どこまで俺の手を煩わせるの?ねえ?」
床に座り込む女の髪を掴んで、今すぐにでも口にチンコを突っ込みたかった。
だけど俺は決めた。
こいつの自尊心を奪い、元々持っている被虐心を刺激し、俺の思い通りの玩具にすることを。
毎日のこの時間を利用して、少しずつ調教していくことを。
「もう帰れ。発情してちゃ仕事にならない。食器は俺が片付ける。お疲れ様。」
俺は呆れ返っている態度をわざと大袈裟にとり、女を煽る。
「申し訳…ございませんでした……。また明日……………よろしくお願いします………」
立ち上がり頭を下げ、フラフラとバックヤードに向かっていく。
立ち止まり、
「お先に失礼します………。」
頭を下げて帰っていった。
俺はギンギンのチンコを落ち着かせ、後片付けをして帰った。
家に帰ると、あの要領悪いドM女の泣き顔を思い出してシコる。
喘ぎ声や綺麗な脚、押し付けられた股間、ヌルヌルのマン汁、全てが刺激的だった。
俺は一度の射精では物足りず、続けて3回も抜いてしまった。
俺、、、中学生かよ、、、
でも仕事に行く楽しみが出来た。
明日は何しよう、どうしてやろう。
久し振りに深い眠りについた。