助手席

 

わたしにはいやらしい願望がいくつかある。
そのひとつが叶った。
何年もその妄想をしては濡らしていたので、叶ったときは興奮が酷く乱れてしまった。

彼の大きな車に乗る。
助手席に座るわたし。
紐でシートに拘束してもらった。
胸を強調されるように上下に紐を回し、両手を頭上に上げ、ヘッド部分に拘束してもらう。
その上からシートベルトをする。
洋服はしっかりと着ているし、紐も細くて目立たぬ色だから、パット見は拘束されているようには見えない。
わたしが普通の表情をしていれば、ちょっとふてぶてしい座り方をした女だ。
彼は運転しながら、たまに思い出したように身体を弄ってくる。
信号待ちで軽蔑の眼差しで見つめられたり、こちらには一切目もくれずおっぱいを鷲掴みにしたり、口内に指を入れてくる。
完全に彼の玩具だ。
抵抗も出来ず、口答えもせず、発情した顔で彼の手を待ってる。
もっとして欲しくて、手を引っ込めて欲しくなくて、段々と息が上がり、声が大きくなってしまう。
よくある変態の息遣い、ハアハアが止まらない。
彼にこっちを見て欲しくてアピールしてしまう。
発情期の動物そのものだ。
当初あった恥じらいも捨て、もっともっともっととおねだりする。
いくら車の中とはいえ、昼間に裸体を晒すなんてとんでもないと思っていたのに、今は服を着ていることがもどかしい。
たまに洋服からおっぱいを出されるが、すぐに隠れて見えなくなってしまう。
次にまたおっぱいを触ってもらう時、再度洋服を捲くる作業が加わるので、触れてもらう時間が少なく感じる。
運転席と助手席の間に距離があるため、長時間触ると運転に支障が出てしまう。
もどかしすぎる。
焦らされすぎて涙が出そうになる。
途中から半泣き状態でただただ懇願していた。

お願いします!触ってください!
もう車を止めてください!
わたしとセックスしてください!
おちんちんを挿れてください!
わたしをグチャグチャに触ってください!
なんでもしてください!
なんでもします!
お願いします!
お願いします!!

気が狂いそうだった。